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堀の住居

住宅が密集する地域にある歪な形をした敷地は、このエリアの余白のようにして存在していました。
かつては畑、その昔は養鯉…、長年宅地としては使用されておらず、四方の住宅にはこの余白を扱うような窓配置が見られます。
計画段階では、周囲の視線が集まる敷地において住人のプライバシーを確保し、生活を外に開放できるような場をつくることが主題となりました。
その答えとして、1階と2階は中庭を回遊する階段廊下で繋ぎ、この回遊するボリュームにより、周囲の視線をさえぎる構成をとりました。
これによって、居住空間は中庭に向けて開放的になり、中庭は穏やかで心地よい「外居間」として、この家の中心に存在しています。

Information
  • 竣工年月:2013年3月
  • 敷地面積:255.65㎡
  • 建築面積:117.77㎡
  • 延床面積:157.27㎡
  • 構造設計:オーノJAPAN
  • 施工業者:株式会社金谷工務店
  • 撮影:株式会社金谷工務店
  • 受賞:平成26年度富山県建築賞